ドケルバン病について
ドケルバン病とは、手や腕の使いすぎによって、手首の親指側にある腱に痛みや腫れの症状が出る疾患です。
ドケルバン病の原因
ドケルバン病は主に手の使いすぎによって発症します。特に親指を酷使することで腱鞘が厚くなり、腱の表面が傷ついてしまうことで炎症が起こります。仕事やスポーツ、趣味などで手や指を酷使する人は注意が必要です。
具体的にはゴルフやテニスで手首を回したり、拳を強く握ったりすると腱鞘に炎症が生じ、痛みがあらわれます。またパソコンやスマートフォンをよく操作する人や、ピアノをよく弾く人、畑仕事をよくする人や乳幼児を毎日抱いている人が発症しやすいです。
妊娠出産期や更年期を迎える女性も、女性ホルモンの変化によりドケルバン病を発症しやすくなる傾向があるため注意が必要です。発症しやすい年代としては30代から50代が多く、関節リウマチや糖尿病を患っている人も発症リスクが高くなります。
ドケルバン病の症状
ドケルバン病の症状は手首の親指側に痛みや腫れを伴います。例えば親指を広げたり、ものをつかんだり握ったりすると痛みが生じます。患部を触ると痛みが増す場合が多いです。
ドケルバン病を治療せず長期間放置したままにしていると、症状は悪化し、手に力が入らなくなったり、痛みが腕全体に広がる恐れがあるため早めの治療が必要です。
ドケルバン病でお悩みの方は当院にお任せください
ドケルバン病は手の使いすぎ以外にも、姿勢が関係している場合があります。当院では痛む部分だけでなく、全身のバランスを整えて症状を改善に導きます。手や腕の違和感は放置せず、お早めに当院までご相談ください。